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目次

18 キャリア・コンサルタント... 1

18- キャリア・コンサルタントとは(語源)... 1

8- キャリア・コンサルタントの役割... 1

18- キャリア・コンサルタント試験について... 2

 

18 キャリア・コンサルタント

 

18-1 キャリア・コンサルタントとは(語源)

 

「キャリア」という言葉には、官僚とか、出世街道を突き進んでる人とか、何かを運ぶものとか、いろいろなイメージがあります。とりあえずものの本によると「キャリア」とは「轍(わだち)」の事だそうです。コンクリートで舗装されていない雑草だらけの田舎道で、車の車輪の通った後だけ草が生えていないところがありますよね。あれが轍。ある人が通り過ぎていった軌跡を示すものです。

 

「コンサルタント」はコンサルティングをする人の事。「コンサルティング」を使った他の言葉にはビジネスコンサルティング・経営コンサルティングなど、コンサルタントには、建築コンサルタント・環境コンサルタント・ラーメンコンサルタント・イベントコンサルタント・話し方コンサルタントなどいろいろあります。

 

要は「提案する人」「相談に乗る人」って感じの意味です。

 

で、「キャリア・コンサルタント」。あなたが人生においてどんな軌跡を残したいのか、その為の道順を考えるのにあたって相談に乗る人です。

 

カタカナの肩書って、やっぱりなんかアヤシイって思われてしまいがちですが、「職業相談員」とか「雇用支援者」とか「転職職請負人」の事だと考えて頂ければいいと思います。もちろん離職している人、離職したい人の為だけにいるのではなく、今の会社に居ながらにしてこれからの自分のステップアップを考えるお手伝いもします。

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18-2 キャリア・コンサルタントの役割

 

道に迷ったときには、その道の歩き方に詳しいプロに聞くのが一番です。しかしその道のプロは、その道のことしか知らない人が多いのです。キャリア・コンサルタントはあらゆる職業に関するプロという訳ではありません。そうであればとても望ましいのでしょうけれど、一つの道のプロとなるだけでも大変なのですから、あらゆる職業の相談に乗るのは、一人のコンサルタントには無理な話かも知れません。

 

では、キャリア・コンサルタントは、職業相談について不十分な知識しか持たない半端者なのでしょうか?

 

皆さんが街で実際に道に迷った時、今自分がいる所と目的地を意識していれば、ある程度周りの景色や看板を見ながら、自分の足で歩いていったり、電車を乗り継いだりして目的地に着くことが出来ます。キャリア・コンサルタントの役割は依頼人を目的地に辿り着かせる事です。道に迷ってすぐの依頼人がして欲しいと思っている事は、地図を持って助手席に座り道順を指示することだったり、目的地までの切符をくれることだったり、依頼人を背負って歩くことだったりするかもしれません。もしかしたらどこかにそんなことをしてくれるキャリア・コンサルタントがいるかもしれませんが、コンサルティングが始まった後、そこまでを必要とする依頼人はあまりいないようです。

 

実際にキャリア・コンサルタントが果たしている役割は、依頼人に「今自分がいる所と目的地を意識させる事」だと私は思っています。

 

もちろんそこから先は一切感知しないというわけではなく、キャリア・コンサルタントが持つ知識から様々な情報を提供することもします。しかし、そこまでしなくても、目的を自覚した依頼人は、自分で歩くことが出来るのです。

 

ココまで書くと、なんだかカウンセラーみたいだと思う人もいるかもしれません。

 

実際キャリア・コンサルティングを行う為には、カウンセリングの知識・技術が必要な場合が多くあります。悩みがご自身や御家族の生活に直結しているだけに、初めてお話をするときにはマイナスの気持ちでいらっしゃる方が多くいます。その状態で積極的な助言を受けたとしても相談してこられた方はそれを受け入れる事が出来ません。コンサルティングという積極的な話をする前に、まずはカウンセリングのココロでじっくりと話を聴き、気持ちをプラス方向へと持っていくことが大切です。

 

 

理性・理屈と感情・感覚

 

人は人とコミュニケーションをとるとき、たいてい言葉を使いますが、もちろん言葉だけでなく、自分から発信している情報は全てコミュニケーションに使われています。人間は、初対面の人に対して、目の前の人がしゃべった言葉の内容よりも、その人のミタメで第一印象を決めてしまうそうです。言葉でいくら良い人間ぶっても、ミタメで嫌われる事は良くある話です。「百聞は一見にしかず」という言葉もあります。

 

これは、生物の進化に関係していて、人間が進化して言葉を話せるようになったのは、大脳新皮質が発達したからだといわれています。コレ(大脳新皮質)は別に人間だけが持っているのではないんですが、コレが発達していない頃、旧皮質しか持っていない頃まで遡ってみても、その時代から、言葉はなくても見た目や匂い・鳴き声でコミュニケーションが行われ、それにより感情が動かされていたという事です。

 

まあ、こんなややこしい話をするまでもなく、感情や感覚は理屈や理性よりも深いところにあって人を動かすという事はわかって頂けると思います。理屈では正しいと分かっているんだけど、感情が邪魔をするという経験は誰にだってあたりまえのようにあります。

 

自分が誰かと話をするとき、言葉の内容だけしか相手に伝わっていないと考えるのは間違いです。表情や姿勢、を始めとするミタメだけでなく言葉の響き・アクセント・体臭・体温まで、相手に伝わっている事は良くも悪くも全て相手の感情に影響を与えてしまいます。言葉は唯一自分で発しながら自分にも聞こえるものですが、表情や体臭などは、自分で発していながらも自分自身では自覚しにくいものです。それは時に言葉よりも強い力を持ちますので、ぜひ日頃から注意を心がけたいものです。

 

 

目的地に辿り着く為の能力はコンサルタントから与えられるものではなく依頼人自身が持っているものであり、自分が今いる所に着くまでに辿って来た道やそれまでに得てきたものについて、コンサルタントに相談したこと以上の情報を依頼人自身の中に持っているからです。コンサルタントの役割は、それに気づかせる為のちょっとした手伝いや、その持っているものをより効果的に採用担当者に伝える技をアドバイスすることだと思います。

 

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18-3 キャリア・コンサルタント試験について

 

キャリア・コンサルタントの資格は国家資格ではありません。いくつもの団体が独自に作った検定試験を実施していて、その試験を通った人が、その団体認定のキャリア・コンサルタントとなります。団体によって名称も様々で、「キャリアコンサルタント」「キャリアカウンセラー」「キャリアディベロップメントアドバイザー」「キャリアマネジメントコンサルタント」などがあります。このサイトでは「キャリア・コンサルタント」または「キャリコン」と呼ぶことにします。

 

2009年、キャリア・コンサルタントに関する国家資格が出来ました「キャリア・コンサルタント技能士」と言います。興味がある方はお調べ下さい。

(最終更新日:200913日)

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